日本チェーンストア協会「11月の販売概況」発表

      執筆者:編集部

日本チェーンストア協会は11月度の販売動向を発表した。総販売額は10,399億円 、店舗調整前102.6%・店舗調整後97.7%。11月は平年に比べ気温が高く、防寒衣料や鍋物関連の食料品の動きが鈍かったことから、総販売額の店舗調整後は4カ月連続のマイナスとなった。ボジョレー・ヌーボーの販売は好調だった。食料品では、農産品は野菜はトマト、キュウリは好調だが、前年の相場高の反動でキャベツ、白菜、ばれいしょ、玉ねぎは不調。果物は、バナナは好調だが、かんきつ、りんごは不調。畜産品は和牛は不調だが、豚肉は好調。ベーコンの動きは良かった。水産品はエビ、カニ等の鍋物関連が不調。マグロ、カキ等貝類も不調。塩鮭、たらこ、明太子、開き物は好調。惣菜は温惣菜は焼物、揚物は好調だが、中華は不調。要冷惣菜はサラダなど洋惣菜は好調だが、和惣菜は不調。その他食品は飲料は好調だが、麺類、調味料、インスタントコーヒーは不調。洋風デイリーはバター等乳製品、アイスクリーム、冷凍食品は好調だが、デザートは不調。和風デイリーは高気温から練製品、豆腐、こんにゃく等鍋物関連品の動きは鈍かった。