メルシャン「2104年度事業計画」横山社長語る
執筆者:編集部
メルシャンは1月14日、2014年度事業計画の記者会見を行い、席上、横山清社長は「昨年のワイン市場は好調に推移したものの当社の伸びは1%に留まった。その中でシャトーメルシャン、無添加ワインなどは10%と大幅に伸びた。今年度は昨年度に引き続きブランドの強化、ワイン市場のすそ野を拡大させる戦略を徹底させ、前年対比10%を目指す」と方針説明した。昨年度のワイン販売数量は業界全体で6%増と見られるが同社は666万ケース、1%増にとどまった。この要因について竹内誠マーケティング部長は「価格改定が響いた」との影響と語り、同社の押すシャトーメルシャン、酸化防止剤無添加ワインなどは10%の伸びを見せた。一方、国産ワインは379万ケース(同0%)、輸入ワイン287万ケース(同1%増)で、大幅な伸びはないもののペットボトルワインなどはすそ野の拡大を見せた。2014年度のワイン販売目標はワイン全体で730万ケース(前年比10%増)、内、国産ワイン415万ケース、輸入ワイン315万ケース。