ローソン、加盟店オーナーの契約年齢上限を撤廃
2019/02/08 執筆者:motoe
ローソン(本社:東京都品川区)は、2月10日より、同社加盟店オーナーになるための基準の年齢を、「20歳以上65歳まで」から「20歳以上」に変更し、上限年齢をなくすことで、起業意欲の高いシニアの加盟の促進を図るという。同社は、すでに2014年10月に、加盟店オーナーとして契約する年齢の上限(契約時)を、55歳から65歳に変更しているが、起業意欲の高いシニアからの加盟希望の声は多く、2016年度の新規加盟者のうち56歳以上65歳までが占める割合は、約1割となっている。そこで、同社では、加盟店オーナーの契約年齢上限を撤廃するとともに、シニアをはじめ、初めて小売業の経営をされる加盟店オーナーでも、安心して店舗を運営ができるよう、店舗オープン前の研修や、本部社員によるオープン後の店舗でのOJTなどのサポート体制を整備。さらに、より地域に密着した店舗運営に注力できるように、店舗業務の効率化にも取り組み、2015年10月末までには、店舗での発注時間の削減を目的に、カード会員データや情報に基づいたセミオート発注(半自動発注)システムの全店導入を完了。また、その他、完全自動セルフレジ機「レジロボ®」や「RFID(電子タグ)」等の店舗オペレーションを簡略化する実証実験にも取り組んでいるという。