メルシャン「シャトー・メルシャン」シリーズ多数新発売
執筆者:shirai
メルシャンは9月5日より、「シャトー・メルシャン」シリーズの新ヴィンテージワイン発売、「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード」シリーズの販売エリア変更及び新ヴィンテージ発売、「日本のあわ」シリーズの新商品発売を開始する。
今回発売される「シャトー・メルシャン」シリーズの新ヴィンテージワインは、「大森リースリング2016(白)」「新鶴シャルドネ2016(白)」「桔梗ヶ原メルロー2013(赤)」「北信シャルドネRDC 千曲川右岸収穫2016(白)」「北信シャルドネRGC 千曲川左岸収穫2016(白)」「長野カベルネ・ソーヴィニヨン2014(赤)」「安曇野メルロー2016(赤)」「甲州小樽仕込み2016(白)」「穂坂マスカット・ベーリーA 2014(赤)」の、秋田県、福島県、長野県、山梨県にブドウ栽培地を持ち、「適地・適品種」の思想のもと、それぞれの土地で育まれたブドウの個性を生かした方法で作られた9種類。
中でも、長野県塩尻市桔梗ヶ原地区にて栽培された最高品質のメルローを厳選して醸造した「桔梗ヶ原メルロー」の2013年ヴィンテージは、7月に山梨で開催された「Japan Wine Competition(日本ワインコンクール)2017」において、金賞を受賞している。
また同日、山梨県甲斐市双葉地区のみで収穫した甲州ブドウを使用した辛口ワイン「双葉甲州 2016(白)」と、長野県安曇野地区のシャルドネをオーク樽で発酵・育成し、バランスのよい味わいに仕上げた「安曇野シャルドネ 2016(白)」が関信越地区限定で新発売される。
「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード」シリーズからは、新ヴィンテージとなる「シラー 2014」を関信越・首都圏地区にて限定発売。
それに伴い、前ヴィンテージまで地域限定で発売していた「ロゼ 2016(ロゼ)」および、「オムニス 2014(赤)」、「メルロー 2014(赤)」、「シャルドネ 2016(白)」、「ソーヴィニヨン・ブラン 2016(白)」の計5種を全国で発売する。
同シリーズは、同社が2003年に長野県上田市に開園した自社管理畑「椀子ヴィンヤード」のブドウを100%使用。
ブドウ栽培の知見を蓄積し、企業によるブドウ栽培という新たな農業のあり方を模索しながら、国内外で評価されるワインを生み出している。
日本産ブドウを100%使用した「シャトー・メルシャン」シリーズとしては初めてとなる、本格的な瓶内二次発酵のスパークリングワイン「日本のあわ」から新発売される「メトード・トラディショネル 2013(白)」は、2013年に収穫したシャルドネ(長野県産・福島県産)と甲州(山梨県産)を使用したスティルワインをブレンドして本格的な「トラディショナル方式」で仕込んだワイン。
約3年間の瓶内シュール・リーによる焼いたパンやブリオッシュ、イーストのような味わいと、育成によるナッツ、バターのような香りと、瓶内二次発酵に由来するきめ細かくクリーミーなあわが特徴的な仕上がりとなっている。
いずれも750ml・びん、オープン価格。