国連WFP「チャリティーエッセイコンテスト」開催

      執筆者:motoe

国連WFPは、今年も「WFPチャリティーエッセイコンテスト」を開催し、「おなかいっぱい幸せごはん」をテーマに作品を募集した。7月1日から9月8日の募集期間に寄せられた応募作品の総数は、過去最多の計1万9,075通にのぼり、それに伴う寄付協力企業からのご寄付は過去最高の228万9,000円に達しました。(応募1作品につき、途上国での給食4日分にあたる120円を、4社の企業が寄付する仕組み。)これにより国連WFPはおよそ7万6,300人の子どもたちに栄養価の高い給食を届けることができるという。最優秀賞である「WFP賞」に選ばれたのは、東京都・玉川学園高等部3年 岡田 萌(おかだ もえ)さんの「ありがとうの味」。本作品では母子家庭で育った岡田さんが、お弁当を通して感じた母からの愛情と感謝の気持ちがつづられている。また、今年は初めて、応募数が最も多い学校・団体に「WFP学校給食賞」を授賞することとし、1,235通の応募があった京都府の京都学園中学高等学校が選ばれた。10月13日には、世界の食糧問題を考える日である『世界食料デー(10月16日)』に向けて表彰式を開催。プレゼンターとして、音楽評論家・作詞家の湯川れい子さん(国連WFP協会顧問)、オテル・ドゥ・ミクニオーナーシェフの三國清三さん(国連WFP協会顧問)、本田亮さん(クリエイティブディレクター・環境マンガ家)も会場に駆けつけ、受賞者8名(WFP学校給食賞は代表者)を祝福するとともに、皆で飢餓撲滅への思いを新たにした。受賞作品は、www.wfpessay.jp/2017に掲載。