ヤッホーブルーイング「バレルフカミダス」数量限定発売
執筆者:shirai
ヤッホーブルーイングは公式通販サイト「よなよなの里」本店にて、2017年10月31日から木樽熟成クラフトビール「バレルフカミダス B-26」を数量限定発売する。
同商品はウイスキーやワインづくりに使われた木樽でビールを熟成させる、「バレルエイジ」と呼ばれる技法を使ったクラフトビール。
同技法で作られたビールは、元々入っていた酒の香りが移り、木樽熟成によって奥深い香味が生まれるため、より複雑で奥行きのある香りと味わいになるだけなく、木樽の性格や熟成期間によって同時期に同じ原酒を仕込んだとしても、出来上がるビールの味や香りが大きく異なることが特徴。
今回は、バーレイワインと呼ばれるハイアルコールビールをモルトウイスキーの貯蔵に使われていた6つの木樽で仕込んだ。
それぞれ歴史や特徴が異なる木樽で熟成させることで、バニラのような甘い香りを放つもの、チョコレートのような香ばしさをもつもの、完熟チェリーの香りを想起させるものなど、6つの個性的な木樽熟成ビールが完成。
この6つのビールそれぞれの個性を最大限活かせるようなバランスをブルワー(醸造師)が追求し、微調整を重ねながらブレンドすることで、バニラやカラメルのような甘く香ばしい香りと、熟したチェリーのような芳醇な香りが重なり合う、複雑で奥行きのあるビールに仕上がっている。
また、同商品の原酒であるバーレイワイン「ハレの日仙人 2016」も、公式通販サイト「よなよなの里」本店・楽天市場店にて販売。
一般的なビールの熟成期間が1~2週間であるのに対し、バーレイワインは半年以上熟成させる必要がある。
そのため、長い時間と手間をかけなければならないことから、国内では非常に少数のブルワリー(醸造所)でしか製造されていない。
ワインのように高めのアルコール度数と、長期熟成によって生まれた複雑な味や香りが特徴の「ハレの日仙人」を、同社は2011年から毎年製造。
2016年ヴィンテージはキャラメルのような甘み、シェリー酒や熟したプラムのように華やかな香りと香ばしいモルトの余韻、アルコール度数は9.5%とやや高めでありながら、ハイアルコールであることを感じさせない、なめらかな口当たりに仕上がっている。