国分「沖縄 りゅうせき低温流通の株式を取得」

      執筆者:編集部

国分グループ本社(東京都中央区、代表取締役会長兼 CEO國分勘兵衛)は沖縄県の食品流通ビジネスを目的に(株)りゅうせきが保有するりゅうせき低温流通(本社沖縄県那覇市、代表取締役社長新里孝)の株式取得、資本・業務提携契約を締結した。りゅうせきは、戦後初の民間石油供給会社として沖縄県で創業、沖縄県エリアの石油・ガス販売業を営んでいる。また、ホテル・飲食業の運営や低温物流事業など多角的な事業も行っており、食品ビジネスの一翼を担っている。今回、りゅうせき低温流通の株式 66.6% を取得することで、両社の有する機能を統合を行い、機能強化をはかる。あわせて、沖縄県浦添市に加工食品、チルド品、冷凍食品・冷菓の三温度帯を扱う総合センターを新設する。新センターは2019年秋に竣工予定。新センターではフロチル機能や省人化のための自動化などの最新の設備を導入し、高度なコールドチェーンロジスティクスを構築、拡大する低温物流の需要に応える。 フロチルは製造後の保管はフローズン(冷凍)、販売はチルド(冷蔵)という意味。新センター概要、所在地沖縄県浦添市小湾 450‐1、敷地面積2,661坪、延床面積4,156坪。