キリン「グランドキリン」缶シリーズ 販売チャネル拡大
執筆者:shirai
キリンビールは4月3日より、2017年からコンビニエンスストア限定で販売を開始した「グランドキリン」シリーズ缶商品(350ml)の販売チャネルを拡大する。日本におけるクラフトビール市場は、2017年にはビール市場全体の0.7%程度の販売量を占め、今後も順調に拡大を続けることが見込まれており、同社は2017年から1台で4種類のクラフトビールが楽しめる「Tap Marché(タップ・マルシェ)」を首都圏で展開し、今年3月14日からは全国で展開を開始するなど、クラフトビールを楽しめる接点を拡大してきた。また、同社の調査によると、飲食店でクラフトビールを体験したユーザーのうち、約65%が家庭内でもクラフトビールを飲みたいと回答しており、家庭内でのクラフトビールにまだ大きな伸び幅があると考えられる。今回、販売チャネルを拡大する商品は、国産麦芽の豊かで香ばしい味わいと余韻、国産ホップ「IBUKI」(いぶき)のフローラルな香りが特長の「グランドキリン JPL(ジャパン・ペールラガー)」(Alc.6%)、個性豊かな複数のホップが織りなす、柑橘の爽やかさと甘く熟した香りが特長の「グランドキリン IPA(インディア・ペールエール)」(Alc.5.5%)、ネルソンソーヴィンホップ由来の白ワインを思わせる華やかな香りと小麦麦芽のやわらかな口あたりが特長の「グランドキリン WHITE ALE(ホワイトエール)」(Alc.5.5%)の3品。また同日から、3種のグランドキリンを手軽に飲み比べできる詰め合わせセット「3種のGRAND KIRIN 体験BOX」(JPL×1缶、IPA×2缶、WHITE ALE×1缶の4缶セット)を数量限定で、全国の量販店・ECチャネルで発売する。同社は、「Tap Marché(タップ・マルシェ)」の全国展開とともに販売チャネルを拡大することで、クラフトビールとの接点を更に広げ、ビールの魅力を感じられる機会を増やしていきたいとしている。