キリンビバレッジ「グループ一体経営で経営効率化」図る
執筆者:motoe
キリンビバレッジ(社長:堀口英樹)は、キリンビバレッジバリューベンダー(社長:岩田実)を2019年1月1日付で統合し、キリンビバレッジグループ一体経営による、さらなる成長を目指すことを発表した。キリンビバレッジバリューベンダーは、主に自動販売機に関連する商品企画・マーケティング・機材開発・販売関連業務を担う事業会社として2015年7月に設立。“「ハコモノ」からわくわくする「活きモノ」へ”を創業指針とし、自動販売機専用商品の展開や、自動販売機コミュニケーションサービス「Tappiness(タピネス)」を展開するなど、自動販売機事業ならではのマーケティング戦略を展開し、独立採算による専門性と経営の効率性を高めてきたが、一方で、少子高齢化など今後も続く厳しい市場環境において、キリンビバレッジグループが継続して成長を続けるためには、キリンビバレッジとキリンビバレッジバリューベンダーを統合し、自動販売機部門の強化を継続しながら、一体経営によるさらなる経営の効率化や、地域に密着したエリア戦略の推進を図ることが必要と判断。新体制においては、自動販売機部門を独立させることによって得た成果をさらに強化し、各部門がより連携を深め、キリンビバレッジグループが一体となって、成長による利益創出を目指すという。