SVB「京都産原料100%ビールプロジェクト」参加

      2019/02/08   執筆者:motoe

スプリングバレーブルワリー(社長 和田徹)は、8月30日付で発足した「京都産原料100%ビールプロジェクト」にSVB京都を通じて参加することを発表した。同プロジェクトは、ビールの原料生産から醸造、飲食店等での提供まで、各産業が密接につながるビール産業の新しいモデル(「畑からグラスまで Field to Glass」)を京都の地で確立することを目指す長期的な取り組みとなる。 まず第1弾としては、大麦麦芽やホップなどの主原料に京都産素材を一部用いて醸造した商品を、地域 の原料生産者や醸造者と連携しながら開発し、2018年秋を目途にSVB京都で限定販売するという。2019年からは京都産原料の使用比率を徐々に高めながら数回にわたり限定醸造するほか、京都産酵母の実用化にもチャレンジするなど取り組みを加速し、2020年時点で京都産原料100%品の醸造を実現させる予定だ。同年は日本でオリンピックが開催される年でもあり、世界からの注目度が一層高まることから、世 界に誇る日本ならではのビールとして、京都から発信していきたいとしている。 【「京都産原料100%ビールプロジェクト」参加団体】■醸造者(黄桜京都麦酒、京都町家麦酒醸造所、丹後王国クラフトビール、一乗寺ブリュワリー、西陣麦酒、スプリングバレーブルワリー京都、ウッドミルブルワリー・京都、Kyoto Beer Lab.)■原料生産者(農事組合法人河原林、並河農家組合、馬路町農作業受託組合、京都与謝野ホップ生産者組合、JA全農京都、JA京都)■研究機関(京都学園大学、キリン)■自治体(京都府、亀岡市、与謝野町)