伊藤忠食品「3月期連結決算 増収減益」
執筆者:編集部
伊藤忠食品は2019年度3月期連結決算を発表した。それによると売上高6671億2800万円(前年比0,9%増)、営業利益40億4200万円(同4,8%減)、経常利益49億4300万円(同1,8%減)、当期純利益33億900万円(同17,9%減)の増収減益となった。部門別売上高はビール1684億5300万円(同6,2%減)、和洋酒1084憶3700万円(同1,2%減)、調味料・缶詰1048億1800万円(同5,6%増)、嗜好・飲料1383億2400万円(同7,3%増)、麺・乾物467億2100万円(同5,8%増)、冷凍・チルド255億4100万円(同3,1%増)となり、酒類は落ち込んだものの食品は健闘した。岡本均社長は「物流費などの高騰、人手不足など経営環境が厳しい中、各部門はよく健闘したが、最終的には増収減益で着地、来期については、よりり筋肉質な体制への再編を行い、新規ビジネスへの積極投資、AIによる需要予測を活用した自動発注の導入、菓子卸コンフェックスグループの取組推進などを行う」とコメントした。来期の売上高は7000億円(前年比4,9%増)、営業利益47億円(同16,3%増)、経常利益58億円(同17,3%増)。