キリン「のどごし ZERO」フルリニューアル

      執筆者:motoe

キリンビール社(社長:布施孝之)は、昨年のリニューアル以降好評のプリン体0×糖質0の「キリン のどごし ZERO」を、中味・パッケージともにフルリニューアルし、8月下旬製造品から順次切り替える。プリン体 0×糖質 0 のビール類市場(以後、ゼロゼロ系市場)は、プリン体や糖質を意識する消費者から高い支持を得ており、堅調に推移している。ゼロゼロ系市場を含む、ゼロ系・オフ系ビール類市場は、商品のリピート購入率も高いことから、2014年の消費増税時も値段に左右されず、ビール類の販売数量がマイナスとなる中、前年を上回る約103%を達成。同商品は、昨年のリニューアルでパッケージの3つのゼロのアイコンデザインを新規採用し、商品の機能認知を約4割伸ばすとともに、後味も進化させた。おいしさと機能を両立して訴求したことで、プリン体や糖質を意識する方や、ゼロゼロ系市場の商品への味わいに不満を持つ消費者のトライアル購入の増加、既存ユーザー1人当たりの購入量増加を実現。今年のリニューアルでは、“ホップアロマ製法”を新たに採用することで味わいを進化させるるとともに、、自社ゼロゼロ系商品で、初めて香料不使用に成功。人工感やクセを減少させ、ゴクゴクのどを流れるうまさを向上させた。パッケージも、3つのゼロのアイコンを白色&黒字にすることで視認性を高めたほか、白い泡の面積を増やすことで直感的なうまさの伝達を強化したという。【商品概要】■商品名:「キリン のどごし ZERO」 ■発売地域:全国 ■発売日:8月下旬製造品から順次切り替え ■容量/容器:350ml缶、500ml缶 ■価格:オープン価格 ■アルコール分:4% ■酒税法上の区分:リキュール(発泡性)① ■販売予定数:約350万ケース(44,000KL/大びん換算) ■製造工場:キリンビール取手工場、名古屋工場、岡山工場(予定)