メルシャン「勝沼ワイナリー リニューアルオープン」
執筆者:編集部
メルシャンは甲州市にあるメルシャン勝沼ワイナリーのリニューアル工事を進めていたが、先ほど工事が完成し、9月1日、名称を「シャトー・メルシャン」に変更してリニューアルオープンした。今回のリニューアルはワインの魅力、歴史、ブドウ栽培、ワイン製造工程などをコースとして見学できるよう工夫されており、ワインのティスティングやレストラン、みやげ物コーナーまで完備している。オープニングのこの日には甲州市田辺篤市長や日本ワインを愛する会山本宏会長、近隣のブドウ農家生産者などが訪れ、ワイナリーを見学した。メルシャン㈱植木宏社長は「甲州ワインは130年前に二人の青年によって始められたと聞いている。そうした伝統と歴史のある甲州でワイン作りができるのは光栄であり、恥ずかしくないワイン作りを続けたい」と式典で挨拶し、このワイナリーは単にメルシャンだけの施設ではなく日本のワイン発展の礎にしたいと抱負を語った。田辺市長は「甲州市はワイン誕生の地としてイメージアップに力を入れている。今回のリニューアルはそうした意味で大きな意義がある」とお礼を述べた。同ワイナリーは見学だけではなく、ワインを知る、勉強していただければという熱い想いで設計されており、ブドウ踏み体験や生演奏を楽しめるライブ、食事を楽しめるマリアージュツアーのほかワインを楽しむツアー、ワインを識るツアーなどが用意されている。問い合わせメルシャン㈱お客様相談室03-3231-3961まで。http://www.chateaumercian.com/