グリコ「三宅町 Co 育て PROJECT」に参画

      執筆者:motoe

奈良県磯城郡三宅町(町長:森田浩司)と江崎グリコ(本社:大阪府大阪市、社長:江崎勝久)は、この度、三宅町の子育て課題解決に向けた両者協働による取り組み「三宅町 Co 育て PROJECT」を始動する。同プロジェクトは、子育ての「妊娠期からの1000日(妊娠期~2歳)」に特化し、その期間特有の課題に対し、男性育児参画や夫婦間コミュニケーションの促進等によりその解決を目指す取り組み。この取り組みは、同町が最重要政策の一つとして掲げる子育て支援に関し、企業・団体との協働により強化を図る「三宅町子育てパートナーシップ(通称:ikutomo いくとも)」の一環で、その第1号パートナーとして同社と協働で行う。同社は創業から「子どものココロとカラダの健やかな成長に寄与する」の考えのもと、事業を通じて社会に貢献する様々な取り組みを行ってきたが、今年2月には、「Co 育て PROJECT」を立ち上げ、子育ての中でも「妊娠期からの1000日間(妊娠期~2歳)」に特化した子育て課題の解決を目指す取り組みを進めてき
た。「Co 育て」とは、同社が提唱する子育ての考え方で、赤ちゃんと家族のココロとカラダの健康の実現する子育てスタイルで、これは Communication(和気あいあいと)・Cooperation(上手に協力しながら)・Coparenting(一緒に子どもを育てる)の3つの“Co”
から名付けられている。「妊娠からの1000日間」は、子どものココロとカラダの基礎をつくる大切な時期で、近年の研究においては、妊娠期から始まる夫婦等のコミュニケーションが、子どもの成長に大きな影響を与えることもわかってきている。しかし現状は“ワンオペ育児”に代表される夫婦等での分担差が存在し、同社が行った調査によるとそれに起因するコミュニケーション上の問題も明らかになっている。それに対し、同社では課題に対応する「スマートフォン向けアプリケーション」や「夫婦・家族向けの様々なプログラム」「栄養バランスの取れた料理を簡単に作ることのできる商品」「今年3月に発売した日本初の乳児用液体ミルク」など、夫婦・家庭内での「Co 育て」に寄与する様々なソリューションを提供しており、今回スタートする「三宅町 Co 育て PROJECT」では、それらのソリューションを通じ、三宅町の子育ての「妊娠期からの1000日」での課題解決に取り組む。同社と奈良県三宅町間は、2019年8月に「子育て家庭支援事業に関する協定」を締結しており、プロジェクトは同協定により進められる。