ウィスクー・イー「スコッチウイスキー テスティング」
執筆者:編集部
本場スコッチウイスキーの代理店㈱ウィスクー・イーは9月8日、創業15周年を迎えたアラン蒸溜所ユアン・ミッシェル氏とグレンドロナック蒸溜所アラン・マコノキー氏を招いて、プレス向けテスティング会をパークホテルで開催した。ウィスクー・イーは今年からグレンドロナック蒸溜所の正規代理店となり、グレンドロナック12年、15年、18年などを国内で販売する。グレンドロナック蒸溜所は東ハイランド地方ハントリー郊外で創業、以来、1996年までフロアモルティングや石炭の直火焼きを継承する由緒ある蒸溜所。以前はティーチャーズやバランタイン17年などのブレンド用として供給していたが、2008年、ベンリアック・ディスティラリー社がオーナーになったこともあり、シングルモルトラインを強化するとともに、すべての樽をシェリー樽に変更した。グレンドロナック12年はオロロソとポドロヒメネスシェリーの空樽を使用したフルーティさとビターのバランスが特徴。一方、アラン蒸溜所はスコットランドの内海にあるアラン島で蒸留され、別名「ロイヤルブランド」とも呼ばれ、創業者はシーバス・ブラザー氏。ノンビート大麦の麦芽を使用、ブレンド用の原酒は一切造らず、シングルモルトウイスキーとして今日まで操業している。アランモルト10年はシェリー樽とバーボン樽で熟成したやわらかさと滑らかさが特徴となっており、麦芽本来の自然な甘さと香ばしさが楽しめ、シングルモルトならではの風格を保っている。問い合わせ先 ㈱ウィスクー・イー 03-5418-4611、ホームページwww.whisk-e.co.jp