キリンHD「コーポレートガバナンス2020」大賞受賞

      執筆者:shirai

キリンホールディングスは、一般社団法人 日本取締役協会が主催する「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー2020」において、東証1部上場企業約2,000社の中から大賞となる「Grand Prize Company」を受賞した。「コーポレートガバナンス・オブ・ザ・イヤー」は、コーポレートガバナンスを活用して中長期的に健全な成長を続けている企業を後押しするため、同協会が経済産業省などの後援のもと、2015年から実施しているもの。同社は、社長自らマイケル・ポーター教授に会い、彼の唱えるCSV、すなわち積極的社会貢献を実践することによって企業の成長と財務的価値を拡大するというテーマに先頭に立って取り組んでいること、同社のコア技術である発酵バイオテクノロジーをベースとして、社会が求める価値を創造することによって社会に貢献するという企業目的を明確にし、その実践に当たって多様性に富んだスキルの高い外部人材を経営に招き、透明性の高いガバナンス体制を構築していることが選定理由となった。キリングループは、適切なガバナンス体制のもと、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」の実現に向けて、食から医にわたる領域で持続的にイノベーションを創出し、2027年に「世界のCSV先進企業」となることを目指す。