キリンビール「淡麗グリーンラベル」リニューアル

      執筆者:shirai

キリンビールは、「糖質70%オフ」の発泡酒「淡麗グリーンラベル」をリニューアルして、3月製造品から順次切り替えを行う。同社調べによると、ビール類における糖質オフ・ゼロ系ビール類の構成比は年々増加を続けており、2020年末時点では2割強のシェアを占めている。その一方で、糖質オフ・ゼロ系ビール類に対して潜在的な味覚への不満があり、購入に至っていないケースが多いことが分かった。同商品は、「おいしさ」と「糖質70%オフ」のバランスの良さが特長の商品で、2020年は雑味のないすっきりとした味わいと、ビールに近い「満足感」を両立した爽やかなおいしさに進化。また糖質オフ・ゼロ系ビール類を飲んだことがないユーザーを中心に同商品の「おいしさ」を体験できるよう、100万人規模のサンプリングや、「おいしさ」や「ブランドの爽やかな世界観」が伝わるTVCM・店頭づくりを展開した。その結果、昨年はコロナ禍による生活環境の変化や、酒税改正による発泡酒・新ジャンルの価格差の縮小も追い風となり、同商品はトライアル飲用が大きく進み、前年を上回る販売実績となった。今回のリニューアルでは、ホップの配合比率を最適化することで、爽やかな飲み口を維持しながら、ビールらしい飲みごたえと味わいを強化。また、パッケージは中央リボン上下にシルバーのラインを追加して軽やかさを演出することで、爽やかなおいしさを表現すると同時に、「Since2002」と表記し、ロングセラーブランドの信頼感を表している。■商品名:「淡麗グリーンラベル」 ■発売地域:全国 ■発売日:2021年3月製造品より順次切り替え ■容量・容器:350ml缶、500ml缶 ■価格:オープン価格 ■アルコール分:4.5% ■酒税法上の区分:発泡酒 ■販売予定数:約1,340万ケース(170,000KL)※大びん換算 ■製造工場:キリンビール北海道千歳工場、仙台工場、取手工場、横浜工場、名古屋工場、滋賀工場、神戸工場、岡山工場、福岡工場(全9工場)