「SCAJ2010」(日本スペシャルティコーヒー)開催

      執筆者:編集部

ワクワク、ドキドキするスペシャルティコーヒーをテーマに「SCAJ2010」(日本スペシャルティコーヒー協会)が9月22日、東京ビッグサイトで開催された。同展示会は世界各国のコーヒー生産地からお国自慢のコーヒーを展示、試飲するもので、今年は国内外から140ブースが出展した。同協会林秀豪会長は「一般のコーヒーと比べてどこが違うのか飲み比べていただけるイベント。高品質のコーヒー生産のために目指している理念、戦略、技術などを体験していただければ」と述べた。会場にはコーヒーショップ専門店や商社、スーパーマーケットなどのコーヒー関係者が詰めかけ、コーヒーの動向、トレンドを探っていた。また、コーヒー関連機器では一歩進んだ最新の機器が展示され、年々進歩するコーヒー業界が垣間見られた。UCC上島珈琲(株)上島達司会長は「珈琲の品質向上には業界が競い合って研磨する必要がある。情報交換だけではなく実物を見て、手で触ることが大切、そうした意味ではこのイベントは大変参考になる」と共鳴していた。