加藤産業「2021年9月期連結中間決算増収」
2021/05/18 執筆者:編集部
加藤産業(西宮市 加藤和弥社長)は2021年9月期第二4半期の連結決算オンライン発表をした。それによると売上高5648億円(前年比3,0%増)、営業利益65億5400万円(同4、0%増)、経常利益73億5100万円(同2.6%増)、純利益45億9000万円(同△1,2%)と増収となった。商品別売上高は要冷品652億3700万円(同2,3%増)、インスタント食品1190億2700万円(同3、0%増)、乾物・穀類277億5700万円(同0,6%増)、飲料799億2400万円(同△1,0%)、酒類866億200万円(同4,6%増)、嗜好品632億2700万円(同2,7%増)、調味料908億3300万円(同6,7%増)、その他101億5700万円(同△12.5%)、海外220億3100万円(同12.9%増)となった。業態別売上高はGMS988億7000万円(同4.9%増)、SM2198億9600万円(同3,0%増)、CVS329億9700万円(同22,8%増)、DRG558億7200万円(同3,4%増)、DS 721億6100万円(同8.0%増)、卸問屋372億6800万円(同△12.4%)、その他257億円(同△16,9%)。通期見通しは売上高1兆1300億円(同2,3%増)、営業利益111億円(同△4,1%)、経常利益126億円(同△4,6%)、当期利益82億円(同△9,4%)。新型コロナウイルスの影響により家庭内消費に関連する需要は堅調であるものの、日常の生活関連消費においては節約志向の強さが続いている。物流を中心としたコスト負担も大きく、厳しい経営環境で推移したものの、価格だけに頼らない価値の提供に取り組むとともに提案型営業の強化、仕入先との取組み強化をはかった。