コロナで窮地に落ちる外食、墓穴を掘る外食

      2021/06/18   執筆者:編集部

コロナ過でビジネスの業績が落ち始めているのは今に始まったことではないが、ここ最近は急激にそれを痛感する。コロナ過で一番、影響を受けているのは外食産業である。緊急事態宣言ではほとんどのお店が閉まっており、昼食などはコンビニを利用するしかない。夜は夜で7時を過ぎれば夜食を取るところもない。すべての飲食店が閉まっており、閉口する。コロナを抑える手段としてやむ得ないというが、一方で、コロナの長期化と不況で、多くの市民の心が荒み始めていることも知っておかなければならない。先日、新橋にある餃子の00に入ったが、テーブルの下はゴミだらけ、箸の袋は落ちている、ラーメンの食べかすや野菜が散乱しているのに、ほったらかしだ。周辺の床もごみが散乱しているのに従業員は知らん顔。あまりのひどさに店長に注意したが、スミマセン、と一言。心ある女性従業員が生ごみをかたずけてが、こんなことでいいのだろうか。以前は絶えず満席の盛況で、味もいいし、従業員の態度もいいので感心していたが、ここ最近、急激に客足が途絶えているように思うのは私だけだろうか。コロナの影響で従業員の待遇が悪くなったのか、客にあたるのはやめてほしい。こちらは大阪に本社を置くしゃぶしゃぶのファミリーレストラン。別段、その店に通っているわけでもなく初めて入った店。親戚と久しぶりにしゃぶしゃぶを注文したが、牛は上の皿だけで、あとはすべて豚肉。それで注意をしたら、牛を持ってきた。三人で牛皿、1枚。あとはすべて豚肉。わざわざ、牛のしゃぶを注文しているのに牛皿が三人で1枚。大阪商人の根性が消滅したのか、コロナの影響でコストダウンしているのか、二度と行く気はない。とにかくこのような外食業者がいてはさらに外食産業がだめになる。コロナに負けないためにも心ある外食産業に戻ってほしい。