ホットペッパー「デリバリー後、店内飲食に影響」

      執筆者:編集部

リクルートの調査研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、外食店によるデリバリー・テイクアウトの取り組みと店内飲食利用についてアンケートを実施した。その結果、コロナ禍以降、いままで利用したことがない外食店からの利用者は32.5%、利用したことがある外食店からは35.4%、また、知らなかった外食店からデリバリー・テイクアウト利用後に店内飲食でも利用したいと思った人は72.5%となった。すでに実際に利用した人も17.4%、定期的に利用していた外食店から、その後、そのお店での店内飲食での利用意向が高まった人は59.6%。すでに実際に利用した人も14.5%となった。外食店によるデリバリーやテイクアウトへの取り組みは、新規顧客獲得とリピーターの利用促進の両方に有効と言えそう。「店内飲食でも利用したいと思った」理由は、調理法や味つけがよかった(58.8%)、価格が手頃だった(54.3%)、他にも食べてみたいメニューがある(42.8%)、お店で出来立てのメニューを食べ たい(33.7%)となった。一方、店内飲食で利用したくない理由は、割高だった(35.8%)、コロナ禍の間は店内飲食を避けたい(32.2%)、店内飲食するなら他にもっと行きたいお店がある(28.3%)などの結果となった。(https://www.hotpepper.jp/ggs/)