「SPRING VALLEY 豊潤 100万ケース」
執筆者:motoe
キリンビール(社長:磯崎功典)は、クラフトビールの新ブランドである「SPRING VALLEY 豊潤<496>」が、3月の発売からわずか半年で、年間販売目標の約160万ケースの約6割にあたる100万ケースを達成した。同社では、その好調の要因を①同商品が麦芽を「キリンラガービール」の約1.5倍使用しているほか、4種類のホップを使用するなど素材をぜいたくに使用し、ホップを7日間漬け込む当社の技術「ディップホップ製法」を採用することで豊潤な味わいときれいな後味を実現したこと、②コロナ禍によって自宅で過ごす時間が長くなる中で、「ビールを自宅で飲む機会が増えた」「ビールのおいしさを追求するようになった」「ビールに対して量より質を求めるようになった」など、ビールに「おいしさ」や「質」を求める傾向が高まっていること、③同商品がきっかけで、クラフトビールに対する関心が高まり、飲用者が増加したことなどと分析している。