吉野家「ウエルシアでの牛丼販売」本格開始

      2021/10/01   執筆者:motoe

吉野家(代表取締役社長:河村泰貴、本社:東京都中央区)は、ドラッグストア「ウエルシア薬局」の弁当・惣菜売り場における「牛丼」の販売を10月1日から本格的に開始する。同車では、は主力商品である「牛丼」を誰もが楽しめるよう、時代に応じた販売方法を更新し続けており、現
在、全国にある1,183店舗(2021年8月末時点)で出来立ての「牛丼」を店内飲食、テイクアウト、ドライブスルー、各種デリバリーサービスで提供するほか、ご家庭で手軽に吉野家の味を楽しめる「冷凍牛丼の具」を吉野家公式通販ショップや宅配事業サービス、総合スーパーなどで販売している。さらに、2020年からはドラッグストアでも「牛丼」を購入できるよう、吉野家店舗で作った「牛丼」をドラッグストアへ納品し、弁当・惣菜売場にて「牛丼」並盛398円(税別)を実験的に販売。ウエルシアと北海道でドラッグストアを展開する「サツドラ」( https://satudora.jp/ )の一部店舗弁当・惣菜売場で実験販売を行った結果、ランチタイムを中心に一定の需要を確認できたため、納品・販売両方の体制が構築できたウエルシア関東エリアで「牛丼」の販売店舗を拡大することとなった。2020年6月、吉野家淡路町店からウエルシア千代田御茶ノ水店など4店舗へ「牛丼」を納品し販売開始したことを皮切りに、以降ウエルシア全14店舗で実験販売。10月1日からウエルシア練馬早宮店、府中白糸台店など合計20店舗で「牛丼」を販売開始することに伴い、ウエルシアの34店舗が吉野家の「牛丼」取扱店となり、年内にはウエルシアでの「牛丼」取扱店は約50店舗となる予定だ。今回のウエルシアでの「牛丼」本格販売開始の背景には、中食需要の高まりに応えるため品揃えの拡充として惣菜・弁当強化を推進しているウエルシア・サツドラと、中食需要への販路拡大を図る吉野家の両社のビジネスニーズがマッチしたことがあげられる。また、近隣店舗の早朝閑散時間帯を使って商品の製造を行うことで店舗の生産性向上にも大きく寄与しすることになる。以降はこのビジネスモデルの再現に努め「牛丼」販売店舗数拡大についても検討を続けてくという。