キリン「ファイアブランド」年間販売目標達成

      執筆者:motoe

キリンビバレッジ(社長:堀口英樹)は、「ファイア」ブランドの販売数量が12月6日時点で、年間販売目標である約2,050万ケースを達成したと発表した。新型コロナウイルスの影響による昨今の環境変化から、消費者の健康意識がさらに高まり見せる中、同社の2021年の「ファイア」ブランドは、「摂りすぎない健康」をテーマに無糖・微糖コーヒーの拡大に取り組みんできた。その中でも、同社は消費者のニーズが高まっているペットボトルコーヒーに注力し、3月には「キリン ファイア ワンデイ ラテ微糖」を新発売、9月には「キリン ファイア ワンデイ ブラック」をリニューアルするなど、消費者に手に取ってもらえるよう商品のラインアップ強化を図っている。その結果、2021年1-11月のコーヒー飲料市場全体が前年並みとなる中、「ファイア」ブランドは同時期の販売数量が前年比約1割増となっている。特に、「ファイア ワンデイ」シリーズは前年比約2倍と「ファイア」ブランドを牽引しているという。同社では、同シリーズの好調の要因を、健康志向の高まりから「無糖だから量が多くても気にせず飲める」「カフェラテだけど糖分が控えめだからうれしい」など、高い評価を得ているほか、新型コロナウイルスの影響による昨今の環境変化から、出社とリモートワークを併用するなど働き方が多様化し、シーンに応じて手軽なペットボトルコーヒーを大容量で長時間かけて飲むニーズが拡大していまことから、「ファイア ワンデイ」シリーズの「大容量」「常温になってもおいしい」という特長が、コロナ禍で加速するニーズに合致し、シリーズ全体の販売数量増加につながとしている。