パスコ「超熟(角型タイプ・山型タイプ)」リニューアル

      執筆者:motoe

敷島製パン(Pasco)は、1月29日より、食パンシェアNo.1ブランド「超熟」の角型タイプ(以下「角食」)、山型タイプ(以下「山型」)をリニューアルします。国産小麦の配合比率を高めるなど商品の配合を見直し、「超熟」の特徴的な食感である「しっとり感」と「もっちり感」をさらに向上させました。東北、関東、中部、関西、中国、四国、九州地区にて発売する。「炊きたてのごはんのような、毎日食べても飽きないおいしさ」をコンセプトに、1998年10月に発売された「超熟」。小麦本来の自然な味や香りを楽しんでもらうため、「余計なものは入れない」シンプルな配合を目指した「超熟」は改良を重ね、2015年には品質の向上と食料自給率向上への貢献を目指して国産小麦「ゆめちから」を一部配合するなど、常に、消費者の「豊かで楽しい食卓」を提供するため、よりおいしく、より安心な食パンへと進化させてきた。今回のリニューアルでは、購入者調査でうかがえた「角食」「山型」に求める事柄を反映し、配合を見直し。「超熟」の品質向上はもちろん「角食」「山型」それぞれの特徴や違いをより際立たせることで、消費者の豊かな食シーンの提供を目指している。また、「超熟」への国産小麦の配合比率を高めることで、Pascoの食料自給率向上への取り組みも推進しているという。同社の購入者を対象とした調査では、「角食」「山型」に求める事柄について、それぞれ特徴的な結果が判明。同一項目の差分から「角食」により求められる品質としては「ふんわり」「もっちり」「しっとり」などが高く、「山型」については「サクサク」などトースト時のおいしさが求められる傾向にあり、超熟の「角食」と「山型」については、単に形状の差だけでなく、品質の方向性にも違いが求められていることがわかったことを踏まえ、リニューアルポイントでは、国産小麦の比率を高めるなど配合を見直し。クラム(パンの中身)の水分量が増え、パンのやわらかさが高まり、超熟らしい「しっとり」とした食感を一層感じられるようになったほか、国産小麦の一部に「ゆめちから」等を使用することで、低アミロース(粘り気が強い)の特性(もっちりさ)が活かされ、さらに超熟製法(※)によって「もっちりとした食感」をこれまで以上に引き出した。さらに、「やわらかさ」、「しっとりさ」を持続させ、老化抑制を図ったこと、「角食」は、クラスト(パンのみみ)の歯切れを良くし、「やわらかさ」を高めたことでクラムとの一体感が増し「みみまでおいしい」食感をさらに追求、「山型」は、トーストしたときのサックリとしたおいしさを追求した。また、パッケージも、リニューアルをアピールする「おいしさアップ!!」のロゴを配置し、これに合わせ春のキャンペーン情報を刷り込んだパッケージに変更されている(2022年4月末迄の期間限定)。