JA全農「ニッポンエールプロジェクト第三弾」発売

      執筆者:motoe

JA全農(代表理事理事長:野口栄 本所:東京都千代田区)は、農業支援の新しい取り組み「ニッポンエールプロジェクト」の第三弾として、清涼飲料水「ニッポンエール 沖縄県産完熟シークヮーサー」(ペットボトル500g)を商品開発。共同開発をおこなった伊藤園(社長:本庄大介、本社:東京都渋谷区)が2月14日に発売する。日本の農業就業者は過去20年間で半減し、農業現場では高齢化の加速やコロナ禍による販売の伸び悩みといった問題が山積していることから、同プロジェクトでは、「全国から届けられる日本産のたべものに、そしてニッポンに、ここからエールをおくろう」というコンセプトのもと、JA全農とメーカーおよび販売先が協力して、国産農畜産物のPRやキャンペーン等を展開し、商品を通じて産地を応援していこうという活動を行っている。伊藤園とは、ニッポンエールプロジェクトが目指す「農業の持続性を高め、国産農作物のおいしさや品質の良さを広めていきたい」という想いを共にし、今年6月、同プロジェクト第一弾として「ニッポンエール 宮崎県産日向夏」、第ニ弾として「ニッポンエール 大分県産完熟かぼす」を共同開発してきており、今回は、その第三弾となる。「ニッポンエール 沖縄県産完熟シークヮーサー」は、酸味が少なくまろやかで甘酸っぱい味わいが楽しめる清涼飲料水(果汁1%)。シークヮーサー生産量日本一の沖縄県では、冬になると緑色から黄金色に完熟するシークヮーサーが昔から食されている。同製品を通じて「完熟シークヮーサー」のおいしさを全国に知ってもらうと共に、生果の販売拡大にも貢献することで、就農者の後継者不足に悩む沖縄県の農業を応援ていきたいとしている。500gペットボトル、希望小売価格:151円(税込)。