キリン「ウイスキー 陸の中味・パッケージ」刷新

      執筆者:motoe

キリンビール(社長:堀口英樹)は、「キリンウイスキー 陸」の中味とパッケージをリニューアルし、4月5日より全国で新発売する。コロナ禍での家飲み需要の高まりを背景に、ウイスキーの「おいしさ」や「自分でアレンジできる楽しさ」に魅力を感じる消費者が増え、量販店におけるウイスキー市場は伸長している。中でも国産ウイスキーは、ウイスキー内における構成比が約7割を占めており、ウイスキー市場の成長を支える重要なカテゴリーとなっている。 一方、飲食店ではウイスキーやハイボールを飲用するものの、自宅では飲まない消費者が多いことも分かっており、今後も成長機会が見込まれる。同社では、2022-2024年中期経営計画の1年目となる2022年に、10年先のキリンビールを支える事業として国産ウイスキーに注力、さまざまな取り組みを実施する予定となっている。中でも、同社の国産ウイスキー「陸」は、2020年5月の発売以降、「味わい」「香りの良さ」「本格感」について高い評価をいただいており、お客様からは「甘みを感じておいしい」「ウイスキーの香りがしっかり感じられる」「幸せな気分になる商品」などの声が多く挙がっている一方で、その認知率はわずか2割にとどまっていることから、今回のリニューアルを実施。より多くの消費者に同商品を知ってもらうため、味覚をさらにブラッシュアップするとともに、国産ウイスキーとしては17年ぶりとなるTVCMの投入やSNSを使った情報発信、50万人規模の飲用体験の創出など、ウイスキーカテゴリーとして同社史上最大規模となるプロモーションを実施するという。味わいにおいては、富士御殿場蒸溜所の多彩な原酒を主体としたブレンドにより、「ほのかな甘い香りと澄んだ口あたり」「何層にも感じる香味豊かなおいしさ」を強化。パッケージも「軽やかなあかるさ」と「品質感を備えたおいしさ」を両立したデザインで、視認性・品質感・ウイスキーらしさを向上。手に取りやすく、親しみやすいデザインを追及したという。■容量/容器:500mlびん/4000mlペットボトル ■アルコール分:50% ■価格:オープン価格 ■製造工場:キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所