北海道コカ・コーラボトリング「やさいバス北海道」開始

      執筆者:motoe

北海道コカ・コーラボトリング(本社:札幌市清田区 代表取締役社長:佐々木康行)は、地域課題の解決に向けた新たな価値創造の取り組みとして、地域物流を担当するグループ会社の幸楽輸送とともに、やさいバス(本社:静岡県牧之原市 代表取締役社長:加藤 百合子)と協働して、ECと共同配送の一体型青果流通プラットフォームを実現する「やさいバス」の北海道版を5月20日より開始する。「やさいバス」は、ECサイトからの注文に基づき、地域に設定したルートを巡回する専用車両が、企業の建物や店舗、倉庫など様々な場所に設定された「バス停」を介して、生産者による農産物の出荷及び購入者(飲食店や小売店など)への配達を行う新しい流通の仕組み。直送される農作物は、生産者が考える食べごろのタイミング、食べごろの状態で届けられるため、生産者と購入者、ひいては生活者にも喜ばれる 三方良しのサービスとなる。また、生産者と購入者を直接「つなぐ」ことに加え、物流コスト低減、バス停を介した地域コミュニティの創出、共同配送による環境負荷軽減を実現すべく、企業・行政・地域などが有する資産やサービス、商品などをシェアする「循環型ビジネス」としての展開および拡大を目指すという。今回の事業開始に際して、「大丸札幌店」、「大地ノ青果店」、「指定郵便局」などがバス停となっており、大丸札幌店の「大丸食品フロアほっぺタウン(地下 1 階)」では、やさいバス特設コーナーが設けられ、届けられた農産物が購入できる他、「やさいバス」の仕組みや取り組みもパネルで展示される。