キリン「一番搾り 糖質ゼロ」中味・パッケージ大刷新
執筆者:motoe
キリンビール(社長:堀口英樹)は、国内で初めてビールカテゴリーで「糖質ゼロ」を実現した「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を中味・パッケージともに刷新し、7月製造品より順次切り替える。2020年の酒税改正によるビールの減税を追い風に、ビールカテゴリーは伸長を続けているが、中でも、消費者の健康意識の高まりがコロナ禍で加速したことを背景に、全年代において機能系ビールの飲用意向が伸長。特に若年層の伸長が顕著となっている。また近年、機能系ビール類の飲用者はビール類飲用者全体の約4割を占めるまでに成長しており、今後さらにその傾向が強まることも寄与し、同社は機能系ビール市場が2027年までに2021年比2倍以上に伸長すると予測している。同社が2020年10月に新発売した 「一番搾り 糖質ゼロ」は機能系ビールの先駆けとして、「おいしさ」と「糖質ゼロ」を両立した商品で幅広い層から支持を得て、2022年5月末時点で発売からの販売数量が累計3億本を突破。一方で、一部の消費者からは「飲みごたえは<キリン一番搾り生ビール>には劣る」「機能系ビールはおいしくない」という声があり、「一番搾り 糖質ゼロ」は「一番搾り」ブランドとしての“おいしさ”の実現が同社の課題となっていた。今回、同社は“おいしさ”の進化に注力したことで、同社ビール商品の過去10年におけるリニューアルで最高の味覚進化を実現。「一番搾り製法」はそのままに、「糖質カット製法」に磨きをかけるとともに、麦芽を増量し、ホップ配合を見直すことで、一口目に感じるビールの飲みごたえを向上させ、後味はすっきりと澄んだ味わいを実現させた。その結果、発売前の消費者調査では、味覚評価が現行品から約1.4倍向上し、「キリン一番搾り生ビール」に匹敵する高い味覚評価を獲得している。【商品概要】■発売地域:全国 ■発売日:7月製造品より順次切り替え ■容量・容器:350ml缶、500ml缶 ■価格:オープン価格 ■アルコール分:5% ■酒税法上の区分:ビール ■製造工場 :キリンビール仙台工場、取手工場、滋賀工場、神戸工場