加藤産業「コープこうべと協業イチゴジャム開発」
執筆者:編集部
加藤産業(兵庫県西宮市/代表取締役社長執行役員加藤和弥)はコープこうべ(兵庫県神戸市/組合長理事岩山利久)と協業し、兵庫県西脇市産のあまクイーンいちごの規格外・余剰原料を1.7t使った「兵庫県産あまクイーンいちごジャム」を共同開発した。コープこうべでは、地域の課題を解決する生産者や取引先と協働で開発をする「CO・OP NEXT100商品」に取り組んでおり、一方。加藤産業でもサステナビリティ活動として、食資源の保全に努めていることから今回の協業に至った。西脇市で栽培されている「あまクイーン」は、兵庫県で約10年の研究・育成期間を経て2017年に誕生したいちごの女王といわれる兵庫県生まれの希少品種。「糖度が高く、やわらかく、香り高い」3拍子揃ったおいしさが自慢、収穫するいちごのうち約15%が余剰・規格外商品。特に4~6月に収穫する完熟いちごは傷みやすいうえ需要が減るため余剰品が増加する。