「Seeingー6人の作家による写真表現」展
執筆者:編集部
富士ゼロックス(株)は11月29日~2月10日までの期間、「Seeing―6人の作家による写真表現」展を富士ゼロックススクエアで開催する。同社が所蔵する版画コレクションを中心に1970以降に登場する写真を展示する。2005年に開催した「ゼログラフィーと70年代」展では、チェスター・F・カールソンによって発明されたゼログラフィーが、オフィスのみならず芸術媒体として世界に広がったことを取り上げたが、今回の展示会では写真を記録媒体としてではなく現代美術の世界へというテーマで行われる。特に今回は、その時代の代表的な日本の作家である6人(植松奎二、榎倉康二、河口龍夫、野田哲也、野村仁、吉田克朗)に焦点を当て、会期を前後期に分けて紹介する。