農水省、さかなクンを「お魚大使」に任命
執筆者:編集部2
鹿野農林水産大臣は、2月17日、東京海洋大学客員准教授にして、魚に関する様々なイベントやメディアで活動している“さかなクン”こと宮澤正之さんを「お魚大使」に任命すると発表した。さかなクンは、昨年の「クニマス」の発見にも貢献したほか、魚に対する幅広い知識や鋭い観察力、優れた表現力を生かして、これまで多様な場面において魚の魅力を国民に広く伝えてきた。また、農水省では、国産食材による食料自給率向上を図る国民運動「フード・アクション・ニッポン」の一環として、本年度から「資源管理・漁業所得補償対策」を開始し、適切な水産資源管理と漁業経営の安定対策の推奨、水産物の消費拡大を図っている。今回、さかなクンに「お魚大使」を任せることで、彼の実績と知名度を生かし、広く国民に魚及び漁業の現場やそれを支える施策の情報発信を狙っている。今後は、自身のホームページや各種メディア・イベントを通じた情報発信、農水省等が開催するシンポジウム等への出演といった大使業務をこなす。 なお、さかなクンの「お魚大使」任命式は、2月21日(月)17時~農林水産大臣室にて行われる。