震災12目新橋商店街など開店休業
執筆者:編集部
東北地方地震発生から12日経過した3月22日、東京・新橋ビジネス街はJRなど間引き運転のため、今だ、人通りは元に戻っていない。周辺のコンビニエンスストアでは商品の入荷はほぼ戻ってきているが、客足が悪いため、商売にならないと嘆いている。また、中国人従業員が突然、辞めて本国に帰るケースが多く、人の手配がつかず、閉店やむなきという店もある。
自宅から新橋に通勤するサラリーマンは「電車は超満員、会社に着いたらぐったり」仕事もそこそこに帰りの電車を心配していると語る。そのため新橋界隈の居酒屋、食堂は開店休業状態。たまたま一軒のすし屋に入ったが節電協力のため、夜9時に閉店、その間、客は一人も来なかった。
新橋は計画停電からはずされているため不便はないが、東京近郊のサラリーマンに聞くと、自宅では突然電気が消えるため慌てるという。停電になればトイレは使えない、食事はできない、風呂も入れない、という悲惨な状況。あらかじめ心の準備ができているためパニックにはならないが、計画停電のスケジュールがちぐはぐなため、戸惑うという。
埼玉市内在住のサラリーマンは今朝、大手スーパーマーケットに寄ってきたが生鮮食品、トイレットペーパーは何一つなかった、かすかに残っているのは煮炊きの必要な食品ばかり、という。