農水省、ペットボトル用樹脂キャップを共通化

      執筆者:編集部2

農林水産省は、東電の福島原発事故に起因するミネラルウォーターの需要増加に対し、3月24日付けで社団法人全国清涼飲料工業会の賛助会員であるペットボトル用樹脂キャップ製造企業に対して生産拡大の要請。当該樹脂キャップ製造企業と清涼飲料製造企業は、共同の取組として、ペットボトル用樹脂キャップの共通化(白無地化)が決定した。現在、飲料水の需要が高まる一方、今回の震災の影響で樹脂キャップ工場の被災し、ペットボトル用樹脂キャップの供給能力の低下している。今回の取組により、キャップの生産効率と供給能力を向上させ、今後のミネラルウォーターの生産・供給の拡大を狙う。