MLA「被災地復興に慈善バーベキュー 25万豪ドル寄付」
執筆者:編集部
オーストラリアの食肉生産者団体であるMLA豪州食肉家畜生産者事業団は、被災地復興に向けた支援活動「いっしょにがんばろう、日本」プログラムの一環として5月14日に被災地から畜産農家を招き、シドニーで慈善バーベキュー・イベントを開催し、約 25万豪ドルの寄付金が集まった。寄付金は復興支援活動や被災地の学生の奨学金に充てる。同イベントは、豪州農業大臣、駐豪日本大使、ラグビー豪州代表元主将、豪州畜産関連業者、地元レストランのシェフが集まり、在豪邦人と交流を深めた。渡豪した福島県および岩手県の肉牛生産農家3名はイベント参加に先立ち、豪州農業大臣との面会、キャンベラ近郊の農場訪問、肉牛業界関係者との会談なども行った。ジョー・ルドウィグ農業大臣は、「日本の食肉生産業界の皆さんとお会いし、意見交換ができたことを大変嬉しく思います。豪州の肉牛生産者も、近年は様々な自然災害に見舞われながら生産復興を遂げています。そうした経験を踏まえて、豪州の食肉業界が少しでも被災地復興支援のお役に立てればと願っています」と語った。