伊藤忠食品「第2四半期決算、減収減益」
執筆者:編集部
伊藤忠食品は2015年3月期の第2四半期の決算を発表した。それによると売上高3125億0300万円(前年対比1,7%減)、営業利益14億8500万円(同18,7%増)、経常利益19億2600万円(同9,9%増)利益12億9100万円(同6,9%減)の減収減益となった。これについて星秀一社長は「消費税増税、天候不順などが重なり売り上げは前年を下回った。利益についても販売競争などの影響で前年を割った」と述べ、引き続き機能強化、売上総利益率の改善を徹底する方針に変わりのないことを強調した。商品別にみるとビール(同97,4%減)、嗜好飲料(同96,3%減)となり大きく足を引っ張った。一方、ワインは依然好調で和洋酒は103、6%増となった。通期は期首予定通り総売上高6380億円、経常利益45億円、当期利益29億円。