ＵＣＣ「幻の珈琲ブルボンポワントゥ独占発売」

ＵＣＣ上島珈琲（本社神戸市、資本金１０億円、上島昌佐郎社長）はフランス共和国レユニオン海外県との共同開発した「ブルボンポワントゥ」を１１月２日から数量限定で独占販売する。同商品は１８世紀フランス・ブルボン島（現レヰニオン島）で発見された幻の珈琲、文豪バルザッタやルイ１５世までも魅了した、といわれている。１９４２年に生産は途絶えたが、同社ではその珈琲種を復活させるため、レユニオン県庁や現地の研究機関と共同で再生プロジェタトを組み、７年に亘る調査・研究の結果、再生に成功した。２００７年、日本市場での独占発売をして以来、一年に一度、数量限定で発売を続けている。同社はカップから農園まで一貫したコーヒー事業を展開、苗木を育てることから農園で養われた高度な技術を活かし、高品質で希少価値コーヒーの発掘、再生に取り組んでいる。同商品のパッケージはレユニオン島に点在するタレオール建築にみられる柔らかな色彩とブルボシポワントゥの明るい酸味をイメージしている。珈琲全般の知識や技術を体系的に学ぶ教育機関「ＵＣＣコーヒーアカデミー」の監修した抽出器具と抽出ガイドブックがセットになった特別限定セットも一部店舗で発売される。