食品の成分に関する意識調査委員会「食品成分」意識調査

      執筆者:motoe

食品の成分に関する意識調査委員会では、5月31日~6月2日にかけて20歳~69歳までの男女1,000名を対象にインターネットによる「食品の成分に関する意識についての調査」を実施した。調査では約4割の人が自身の食生活について「気になる」と答えながらも、食品を選ぶ際の優先順位は「成分<味<価格」となっており、日頃の食品選びに関して、成分について軽視されていることが明らかに。何となく悪い成分を避けている人・全く気にしない人が多く、子どもに食べさせるものでさえ、を合わせると3割近くの人が、成分的に悪いものを食べさせても「しょうがない」「特に気にしない」と考えているという心配な結果が出た。特に、悪玉コレステロールを増加させるとも言われているトランス脂肪酸については「聞いたことはあるが、詳しく知らない」「知らない」を合わせると77.8%、「どういった食品に含有されているか知っているか」の質問にはほとんどの人が知らないと答えており、認知度・理解度ともにかなり低いという実情が明らかになったと指摘している。調査結果については、http://15.gigafile.nu/0718-bba5b1dc61293f8026e5529519bdf25e5