第一屋製パン「国産米粉100%米パンFAHAN」発表
執筆者:motoe
第一屋製パン(代表取締役社長:前川智範)は、特定原材料7品目不使用、国産米粉100%を使用した米パンの新ブランド「FAHAN(ふぁはん)」を立ち上げ、その第一弾として、6月より「食事パン玄米」を新発売する。昨今、国内における乳幼児の食物アレルギー発症率が増加。東京都が実施した平成26年度調査では、3歳児の16.7%がこれまでに食物アレルギーの症状および診断有りという調査結果が出ており、食物アレルギーが有る乳幼児は10年前に比べ約2倍増加していることがわかった。それに伴い、食物アレルギー対応食品の市場規模も2016年で66.7億円、2020年には89.3億円と推測されるなど、今後ますますの取り組みが期待されている。また、海外では、食物アレルギーだけではなく、美容や健康志向の高まりから、グルテンフリー市場が日本以上に拡大。年々増加する訪日外国人観光客を受け入れる国内のホテル・レストランでも、小麦粉の代用として米粉を使用したパンなどグルテンフリーに対応した食品の需要が増えている。同社では2016年より特定原材料7品目不使用・国産米粉100%を使用した米パンの研究開発を進めており、食物アレルギーの有無に限らず「おいしくて誰もが安心できる米パンをパン食の日常的な選択肢にしたい」という思いから、今回、本ブランドの立ち上げに至り、第一弾として、毎日の食卓でお愉しみいただける「食事パン玄米」を発売する。今回発売される同商品は、①原材料に秋田県産玄米ピューレと新潟県産米粉を使用すること、②小麦を含めた特定原材料7品目の持ち込みを禁止した徹底した生産管理体制もとで製造されること、③冷凍状態の個包装で、常温で約3時間置くだけでトーストせずに手軽にたべられること、などが特徴だ。なお、ブランド名のは由来「Family」+「ご飯」、「ふわふわ」+「ご飯」の造語。毎日の食卓に並び、アレルギーの有無に限らず、家族みんなで安心して食べられる、おいしい米パンを目指して名づけられたという。販売経路は「セレクトショップ:ペンギンシャトル馬込/荏原町店」及び「FAHAN専用通信販売サイト(fahan.jp)」、18個入り3,240円(税抜)、送料別途。