横浜植木「タネなっぴー」全国の園芸店などで販売開始

      執筆者:shirai

横浜植木は4~5月に、2010年に特許を取得し2年前より販売している「タネなっぴー」の改良系を、ホームセンター・専門店で販売する。同商品は、タネを気にすることなく自由に切る事ができ、加工業務などに便利なタネ無しピーマンの品種。種がないだけではなく、ビタミンやミネラルを含む機能性野菜でありながら、子供から嫌われる原因となっている「苦味」が非常に少なく、ピーマンが嫌いな子供でも受け入れることができるよう、開発されている。ピーマンは一般的な受粉による果実成形と、受粉をせず無種子の果実を生じる「単為結果性」の特性も合わせ持っている。同商品は葯の中に花粉が無いため、成形される果実は無種子となる。ただし、周辺にピーマン・パプリカ・トウガラシなどが栽培されている場合は、花粉が虫により運ばれて受粉する事があるため、種が入ることもある。4月~5月に全国の園芸店・種苗店・ホームセンター400店以上で、3.5号ポリ鉢で販売される.