ロッテ「ポリフェノールショコラ ブリ」協同開発開始
執筆者:shirai
ロッテは、愛媛県と宇和島プロジェクトと協力して、ロッテで製造・販売しているチョコレートを使用した「ポリフェノールショコラ ブリ」を開発する取組みを始める。宇和島プロジェクトでは、2012年4月からみかんをエサの一部に使用した「みかんブリ」を、2019年2月からチョコレートをエサの一部に使用した「チョコブリ」を開発して販売。ロッテのチョコレート、ポリフェノールショコラには柑橘由来とカカオ由来のポリフェノールが含まれており、その共通性から今回の取組みにつながった。さらに、県内の優れた食材を全国に発信している愛媛県が共同企画に参画し、魚嫌いの方や子どもにも食べやすいブリを開発し、地域活性化につなげていきたいと考えている。今後は、ロッテ中央研究所において、血合と血合以外の部分の生臭さの度合いなどを普通のブリなどと比較評価する「官能評価」や、ブリの血合の変色確認を科学的に行う「分析評価」などを行う予定。さらに、「ポリフェノールショコラ ブリ」が当たるキャンペーンの実施、レストランにおけるメニューの開発、流通での販売などの取組みを3者共同で検討している。