キリン「ノンアルコール飲料 への取り組み」発表
執筆者:編集部
キリンビールはノンアルコール飲料「キリン グリーンズフリー」を3月31日から全国に新発売しますが、それに先立ちノンアルコール飲料についてのマスコミ向けプレゼンテーションが行われました。それによるとノンアルコール市場はビール市場が80%(19年/09年比)と縮小する中で、320%増(19年/09年比)と大幅に伸長しており、今後も成長が期待できる商品として位置付けています。世界的に見てもノンアルコール飲料は成長を続けており(カナダ431%、イギリス300%、フランス179%、ドイツ174%)、各メーカーとも大型投資を続ける傾向にあります。ちなみに2017年にはハイネケン社がノンアルコールビールを発売、2019年にはディアジオ社がシードリップ社を買収するなど世界的潮流となっています。ノンアルコール飲料のニーズは運転があるとき、ビールが飲めないとき、健康を気遣うときなど様々ですが、ノンアルコール飲料の味、品質が大幅に向上したことが最大の要因です。キリンビールではこうした背景から新たに香料、糖類、人工甘味料不使用、日本初の製法を取り入れたキリングリーンズフリーを開発、新発売します。キリンビールでは「自然派ビールティスト炭酸飲料」という新提案であらたな飲用シーンを作り上げていきます。