キリン「麒麟 発酵レモンサワー」順次リニューアル

      執筆者:shirai

キリンビールは「麒麟 発酵レモンサワー」ブランドを、中味・パッケージともに1月製造品より順次リニューアルする。RTD市場は嗜好やニーズの多様化に加え、ビール類ユーザーのRTD併飲などにより、拡大傾向が続いている一方、ビール類・RTD飲用者の約8割がRTDに対して「人工感」を感じていることが分かっている。同社は、RTDに求められている「自然なおいしさ」と「人工感の払拭」を両立した商品に機会があると捉え、RTDカテゴリーの新コンセプトとして「自然とつくる、人に心地いいお酒」を掲げ、高付加価値商品で新たな飲用シーンを提供するべく、2021年3月に「麒麟 発酵レモンサワー」を発売。同商品は、自然の恵みである“発酵“による、豊かなレモンの味と香りを楽しめるおいしさが支持され、発売からわずか4日で1,000万本を突破するなど、RTDにおいて新たな市場を開拓してきた。今回、好調な「発酵レモンサワー」のレモン果汁を発酵させる酵母を一から見直し、レモンの味を豊かに引き出す“発酵”過程に磨きをかけた。製法を見直したことで、現行の発酵レモン果汁に比べ香気成分(おいしさ成分)の量が約15%増加し、さらに豊かなレモンのおいしさで、飲みやすく飲み飽きない味わいを実現。また、パッケージは発酵であふれるレモンの心地いいおいしさが感じられる、品質感のあるデザインに仕上げている。商品名:①「麒麟 発酵レモンサワー」 ②「麒麟 発酵レモンサワー ALC.5%」、発売日:2022年1月製造品より順次切り替え、発売地域:全国、容量・容器:350ml・缶、500ml・缶、価格:オープン価格、アルコール分:①7% ②5%、果汁量:①10% ②12%