紀州梅フォーラム 80種、1万個勢ぞろい
執筆者:編集部
和歌山県の梅干を召し上がってください、と和歌山県主催のプレス発表会が10月4日、東京恵比寿ガーデンプレスで行われた。この日は和歌山県仁坂吉伸知事が応援に駆けつけ記者を前に和歌山産梅の良さを先頭に立ってPRした。和歌山産梅のシェアーは60%とほぼ独占状態で、和歌山といえば梅、梅といえば和歌山と連想されるぐらい超有名。梅は1500年前に日本に上陸したといわれているが、食品のなかではもっともポピュラーな食べ物。滋養強壮、抗菌作用など体にいい成分が含まれ科学的にも証明されている。仁坂吉伸知事は「梅は動脈硬化、疲労回復、胃がんの防止、骨粗しょう症、インフルエンザなどによいといわれており、是非とも和歌山産梅を食べてください」とPRしていた。会場には和歌山県の梅干が並べられ、子供向けに食べやすくした甘口の梅干や昔ながらのすっぱい梅干などさまざまな梅干80種類、1万個が用意され、取材記者も口いっぱいにほおばっていた。イベントに協賛しているトーヨーライスではこの日のため金芽米で作ったおにぎり、1万個を用意、梅干とおにぎり相性からたちまち売れきれとなった。(株)トーヨーライス阪本哲生副社長は「ごはんと梅はある意味で一心同体。梅の美味しさを金芽米で味わってください」とおにぎりを振舞っていた。