UCC「水素焙煎」のコーヒー限定販売

      執筆者:shirai

UCC上島珈琲は、水素を熱源とした焙煎とこれまで培ってきた焙煎ノウハウを組み合わせることによって、従来の熱源では実現できない“水素焙煎ならではのおいしさ”を創り出すことに成功し特許を出願。2025年4月に迫った世界初の量産に先駆けて10月9日より、UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」の一部店舗やUCC公式オンラインストア、イベントでワンドリップコーヒー製品、炒り豆製品を数量限定で発売する。UCCグループはサステナビリティ指針を制定し、「2040年までにカーボンニュートラルの実現」に向けた取り組みのひとつとして、水素焙煎の実現に挑戦。2022年より研究開発を開始し、現在は、小型のテスト焙煎機で実証研究を重ねており、2025年4月にレギュラーコーヒー製造の主力工場「UCC富士工場」において、世界で初めて大型水素焙煎機で水素焙煎コーヒーを量産1、本格的に販売していく予定となっている。コーヒーの焙煎では、コーヒー特有の味覚や香りを引き出すために、微妙な火力調整により焙煎温度をコントロールすることが重要となるが、水素を熱源とした場合、火力の調整幅が既存熱源より広いという特徴があるため、幅広い熱風温度での焙煎が可能となる。また、水素でしか出せない焙煎プロファイルと味覚があることも確認された。今回販売する水素焙煎コーヒーは、水素の特性を活かして、酸味形成に重要な温度帯をゆっくりと通過するようにコントロールした結果、フレーバーと酸味の質において、よりフルーティ・フローラルであると有意な差を得ることができ“水素焙煎ならではのおいしさ”を創り出すことができた、エチオピアの最高等級G1グレード・イルガチェフェ地方産のコーヒーを発売。オレンジの花のようなフローラルな香り、完熟したベリー系のフルーティな味わいを引き出し、加えて、チョコレートのようなコクと甘さを感じられる仕上がりとなっている。販売場所・UCCカフェメルカード13店舗 ・UCC公式オンラインストア https://store.ucc.co.jp/ ・「SCAJ2024」内UCCブース ※10月9日~11日の3日間 販売ラインアップ:UCC 水素焙煎コーヒー エチオピアG1 イルガチェフェ地方産コーヒー ・ワンドリップコーヒー1杯分:350円(税抜) ・ワンドリップコーヒー5杯分セット:1,890円(税抜) ・炒り豆100g:1,500円(税抜)