雪国まいたけ、便通改善のまいたけエキス商品化へ

      執筆者:編集部

(株)雪国まいたけは、新潟薬科大学との共同研究で、サプリメントおよび国内外の研究機関に治験薬として提供している「まいたけ」の熱水抽出物:MDフラクション(R)(まいたけエキス)抽出後の成分(YM-11)に不溶性の食物繊維が大量に含まれていることから、便秘傾向にある成人女性60人を被験者とした試験を行い、便通改善作用があることを確認した。試験では、成人女性(18歳~60歳)60人に対して、プラセボ(偽薬)を摂取させたグループと「まいたけエキス抽出後の不溶性成分」(以下YM-11)の摂取用量の異なる3グループとの比較において、観察前期を含め5週間に渡って経過を検証した。その結果、YM-11を中用量および高用量摂取したグループにの排便回数が有意に増加すること、理想的な形状の便の発言率が高まることが確認された。同社ではYM-11の商品化を進めており、平成23年度の発売を予定している。