アサヒビール「クリアアサヒ クオリティアップ」実施

      執筆者:編集部

アサヒビール㈱は、新ジャンルの主力ブランド「クリアアサヒ」について、味わいとパッケージのクオリティアップを実施し12月下旬製造分から順次切り替える。具体的な内容として同商品ならではの爽快な味わいはそのままに、大麦の使用比率を見直すことでさらにクリアな後味を実現した。デザインについては、缶体中央部に表記したブランド名「クリアアサヒ」をより大きくすることで、店頭での視認性を向上させた。また商品の液色を表す黄色部分を明るくし、泡などの液色の表現をより繊細にすることで品質感、おいしさ感のアップを図る。成長を続ける新ジャンル市場の牽引役となっているのが同商品などの麦の新ジャンル。2010年1-11月累計で、新ジャンル全体の課税数量が前年比109.6%であったのに対して、麦の新ジャンルの出荷量は前年比118.7%となっており、2009年年間で57%であった新ジャンル内構成比も2010年1-11月には61.8%に増えている。同社の麦の新ジャンルの2009年出荷量は前年比138.6%で、市場の平均伸び率を大きく上回り、2年連続で麦の新ジャンルのカテゴリーにおいてシェアNo.1を達成している。本年1-11月も前年比121.4%と好調をキープしている。