キリンHD 震災など影響し減収減益

      執筆者:編集部

キリンホールディングス(キリンHD)は2月10日、2011年12月期決算について発表した。連結は売上高が前期比4・9%減の2兆717億7400万円、営業利益が同5・8%減の1428億6400万円、経常利益が同2・9%減の1368億1800万円、当期純利益が同35%減の74億700万円となった。東日本大震災の影響や海外酒類・飲料事業の厳しい事業環境が影響し売上高、営業利益、経常利益とも前の期を下回った。国内酒類事業連結は売上高が同6・5%減の8682億円、営業利益が同3・6%減の705億円で、キリンビールの「一番搾り生ビール」や「淡麗グリーンラベル」が堅調に推移、「のどごし〈生〉」は累計販売本数が100億本を突破。低アルコール飲料では「氷結やさしい果実の3%」が伸長した他、ノンアルコールビールテイスト飲料「フリー」は取扱店が10万店を超えた。主力事業がワインのメルシャンでは「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」や「フロンティラ」が好調に推移した。また、国内飲料事業連結は売上高が同9・5%減の3145億円、営業利益が同14・2%増の28億円で、キリン・ビバレッジの「午後の紅茶」などが過去最高の販売実績を更新し、「ファイア」ではコーヒーユーザーの世代別や引用シーンに合わせ展開するなど好調に推移した。