サントリー「ノンアルコール飲料飲用実態調査」を発表

      執筆者:編集部

サントリーは3月5日、ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態調査について発表した。ノンアルコール飲料市場は、2009年から急速に拡大を続け、ビールテイストだけでなくカクテルテイストや梅酒テイストなど新たな味わいの商品も伸びている。11年市場は前年比131%の約2850万箱となり、今年も拡大が見込まれている。調査は1都3県に在住する20~59歳の成人男女5万人を対象に、1月6〜14日に実施した。調査によるとノンアルコール飲料の認知度は全体の98・5%で、約6割が飲用経験があることが分かった。現在、商品数は増えており、約7割が「流行」を実感、飲用経験者の約6割が「おいしくなった」と味わいを評価している。全体では7割が今後のノンアルコール飲料の浸透を予測しており、飲用経験のない人も、約6割が今後は浸透、定着していくと想定している。また、ノンアルコール飲用経験者の約8割が、日常的に酒を飲用しており、酒に対するポジティブなイメージとともに、ノンアルコール飲料を積極的に生活に取り入れる傾向にあることなどが分かった。