江戸東京野菜で六次産業化 ~瑞穂を笑顔にプロジェクト~ 東京都立瑞穂農芸高等学校

      2016/06/15  

 

東京都西多摩郡東部の瑞穂町が、農業振興としての作物選定を模索している中で、東京都立瑞穂農芸高等学校では、江戸東京野菜の内藤とうがらしを使った商品開発を地元JAにしたまから依頼され、「六次産業化」に向けた取り組みを始めていた。

同校では、全て瑞穂町で生産されている原材料の、江戸東京野菜「内藤トウガラシ」に、瑞穂町の主要農産物のトマト、瑞穂町名物の「東京狭山茶」、更に、ユズ、山椒、黒胡麻、白胡麻を使って、この程「瑞穂七色唐辛子」の商品化にこぎつけた。

完成した「瑞穂七色唐辛子」のベースに使っている内藤トウガラシは、江戸の昔から、焼きトウガラシで、香りを重視して、「七色唐辛子」に使われてきた。

内藤トウガラシは、長岡の近藤ファーム、二本木の井上祐輔さん、箱根ヶ崎の大塚弘さん。 また、トマトは、長岡の青木一幸さん、柚子は、長岡の近藤ファームと、二本木の清水浩一さんの皆さんが栽培し提供してくれた。 東京狭山茶は、石畑の古川園から購入。金胡麻は手塚建男さんから購入。黒胡麻は中村憲一さんより購入、山椒は、駒形富士山の新家園が提供されたもので、製造を都立瑞穂農芸高等学校食品科が行っている。

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5月8日、地元のイベント「残堀川ふれあいイベント&ふれあいウォーキング」で、地元瑞穂町の「みずほブランド」に認定され、石塚幸右衛門町長から認定書を受け取った。

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日本教育新聞の2016年5月23日号の14面に、「社会を変える高校生」として「よみがえる伝統野菜」「地元食材と組み合わせ商品開発」が経緯された。

また、飲食店としては、地元の鉄板居酒屋「アメズキッチン (tel042-511-5551)」が、瑞穂七色トウガラシが肉に会うというのでメニューの試作用に先行販売してもらった。 また、瑞穂七色トウガラシを使ったメニュー開発も進んでいて、同店では、残堀川ふれあいイベントでの様子を、facebookで紹介している。

東京都立瑞穂農芸高等学校

〒190-1211 東京都西多摩郡瑞穂町石畑2027.

電話 042-557-0142